綾瀬市深谷の歯医者・歯科医院

〒252-1107 神奈川県綾瀬市深谷中2丁目3-12
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根管治療

最新機器を用いた精密な根管治療

虫歯が重症化し、神経(歯髄)まで病巣が達した場合には根管治療という歯の根の治療が必要です。

この根管治療は、雑に行うとなかなか痛みが治まらなかったり、治療後に再発しさらに治療を繰り返したりすることが少なくありません。場合によっては、歯を抜かなければいけなくなるケースも存在します。

痛みや再発の原因はさまざまですが、主な要因は「治療に十分な時間をかけられていないこと」にあります。その結果、細菌や根管内部の汚染物を取り残したり、治療中の細菌感染を引き起こしたりてしまうのです。

当院では、さまざまな医療機器・器具を活用し精密な処置を行います。思うように痛みが引かない重篤な虫歯でも、きちんと症状を改善できる根管治療に取り組んでまいります。

歯科用CTによる精密な検査

根管内部の細菌や汚染物を隅々まで除去し、薬剤を詰めるためには根管の形を正確に把握しなければなりません。しかし、根管の形は人それぞれ異なり、患者さまによっては複雑な形状をしているケースもあります。

そこで、症例に応じてCT撮影を実施しています。2次元のレントゲン写真では判断しにくい複雑な形も、CTなら3次元的な画像で診断が可能。より精密な治療の実現につながります。

マイクロスコープ

マイクロスコープは歯科用の顕微鏡であり、日本の歯科医院での普及率は10%程度といわれている医療機器です。

当院の治療には、患部を肉眼の最大80倍に拡大して確認できるマイクロスコープを導入しています。根管の状態をしっかり確認できるため、より細やかな治療が可能です。

手間を惜しまない徹底的な処置

根管治療の成否を左右するのは、「根管に侵入した細菌や内部の汚染物をどれだけ取り除けるか」です。したがって治療では、徹底的にきれいにする作業が不可欠といえます。

根管の内部は管状になっており、縫い針くらいの細さしかありません。それほど細かな部分をしっかり清掃するためには、手間を惜しまない丁寧な治療が必要です。

根管治療において、私どもが行っている取り組みを以下にご紹介します。

ラバーダム防湿下での治療

根管治療で重要なポイントは、「いかに無菌状態でできるか」にあります。無菌状態を維持できれば、虫歯の再発や痛みをはじめ、後々起こり得るトラブルの防止につながるためです。

唾液が侵入しやすい奥歯を治療する場合、当院では「ラバーダム防湿」を行っています。これは処置を行う歯以外の部分をゴムのシートで覆ってカバーする方法です。

ラバーダム防湿を行うと、唾液などの体液による細菌感染リスクを軽減できるほか、歯や金属を削った際に出る粉塵がお口の中に入ってしまうのも防げます。

ニッケルチタンファイルの使用

細菌や汚染物の取り残しがないよう、根管の内部の清掃は徹底的に行う必要があります。しかし根管の形状には個人差があり、曲がっている場合も少なくありません。そして曲がっている根管は、まっすぐなものに比べて処置の難易度が高まります。

根管内部の細菌や汚染物を取り除く際は、「ファイル」と呼ばれる道具を使用します。歯科医院では一般的に安価なステンレス製のファイルが用いられますが、ステンレスは根管内部で曲がりにくいのが難点。うまく機能せず、汚染物を取り残してしまう恐れがあります。

そこで当院では、ニッケルチタンという金属でできた、よく曲がるファイルを導入しました。ニッケルチタンは柔軟性が高く、複雑な形の根管もしっかり治療できるのが大きなメリットです。ステンレス製に比べて高価にはなりますが、治療の質を高めるために、私どもはファイルの素材まで厳選しています。

根管長測定器の使用

根管の長さは人によって異なります。そのため根管の先端までしっかり処置を行うには、治療範囲の明確な把握が大切なポイントです。

私どもは「根管長測定器」を使用し、肉眼では確認できない根管の長さをしっかり測定することで、精密かつ確かな処置を心がけています。

レーザーで行う徹底した殺菌

根管内の形状はとても複雑で、中には通常の処置だけでは感染部位を除去しきれないケースもあります。

その場合は、根管内部にレーザーを照射し、徹底した殺菌を実施。人の手のみに頼る治療に比べて、虫歯の再発リスクを抑えられます。

薬剤をしっかり詰めて、再発を防止

根管内部を隅々まできれいにした後の最後の仕上げとして、再び根管に細菌が侵入しないよう、内部の隙間に薬剤を詰める根管充填(こんかんじゅうてん)を行います。

この処置は、歯の寿命に影響する非常に重要な工程です。

根管治療の後には「噛んだら痛い」といった症状が出やすく、すっきり治らないケースが多いといわれています。これは根管充填が十分ではなく、根管が再び細菌感染を起こして痛みや腫れを引き起こしているためなのです。

虫歯を再発させないよう、当院では薬剤や処置の方法までこだわった根管治療を実践しています。

殺菌効果のある材料を選択

根管充填の材料には、「ガッタパーチャ」と呼ばれるゴムのような材料が一般的に広く使用されています。ガッタパーチャの成分はガッタパーチャが約20%、酸化亜鉛が約75% ワックスやレジンなどが約5%で、殺菌作用はあまりありません。

当院の治療ではガッタパーチャの使用を最小限にとどめ、代わりにMTAセメント(バイオセラミックシーラー)の「BIO-Cシーラー」という材料を採用しています。このシーラーは殺菌性のある強アルカリ性のため、根管内での抗菌性が高まり再感染が起こりにくいのが特徴です。

こうした材料の一つひとつに対しても、私どもはこだわりをもって選択しています。

隙間なく薬剤を充填する方法

根管治療では薬剤を先端まで注入し、しっかり蓋をする処置が重要です。もしも隙間が残ってしまうと、そこから細菌感染が起き、痛みが引かない、不快症状が長引くなどの問題が生じます。

そのため当院では、根管の先端まで隙間なく薬剤を注入できる治療法を取り入れています。さらに、注入する薬剤は前述の殺菌効果の高いMTAセメントを使用。症状を改善しやすく、痛みや不快症状の再発を防ぎやすい治療を実現しています。

根管治療の流れ

診断

レントゲンやCTを使用し、診断します。

ファイルで感染した神経をかき出しきれいにする

細菌感染を起こした神経(歯髄)をかき出して除去し、歯の中で繁殖した細菌を減らします。その際、歯を痛めないよう細心の注意が必要です。

消毒薬を詰めて仮封(根管貼薬)

消毒薬を詰め、新たな細菌が入らないように仮の封をします。2~3回の通院の中で、STEP2~3を繰り返し実施。根管内をじっくり殺菌し、きれいにしていきます。

根管充填

十分に殺菌ができた段階で根管充填を行います。治療後に再発しないよう、根管内に隙間なく充填するのがポイントです。

土台と被せ物

緊密に封鎖できたらその上に土台を作り、最終的な被せ物を作製します。

検診・歯石取り・歯のクリーニング・フッ素塗布などもご予約いただけます。3か月先のご予約もお気軽にどうぞ。

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